暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。体長等崩されてはおりませんでしょうか。
雨が降ったら涼しいですが、晴れたらもーーーね。暑すぎる。
水槽のメンテナンスは朝夕の涼しい時に終わらせて、日中はエアコンの効いた室内で金魚を眺めて過ごしたい妄想をしてしまう、こさっちです。
5歳児と3歳児がいたらそうもいかないんだけどね。どうしても人間の子供の世話が優先になっちゃうので。
なるべく水槽にかける手間は減らしたい。
当然といえば当然で、金魚も餌を食べてフンを出して暮らしているのだからしょうがないこと。
おまけに金魚は他の観賞魚に比べて体表の粘膜が多く、水が汚れやすいときている。
さて、どうしたものか。
単純だが最も効果的に水槽の汚れを減らす方法。
ただこれは、夏場などは毎日水を換えなきゃの重労働。水中のフンなどの有機物が気温の高さですぐに腐ってしまうので、毎日全換水(水槽の水を全部変えること)が必要なことも。
水道に直結で浄水器があり(→※)、汚れた水を直接流し場or下水管に流せるような設備があるならまだマシだけど。
水槽の汚れた水をバケツで流し場に排水して、新しい水をバケツに溜めてカルキ抜きを使って塩素を抜いて水槽に入れて…ということを毎日繰り返すのは、少なくとも子育てもする身にとっては現実的ではない。
なおかつ、この方法で飼育すると水槽内にレイアウトすることがほぼ不可能。毎回飾り物を外に出して洗ってまた戻して配置して、ということを繰り返すことになる。
金魚飼育の中では、ブラスチックの大きな角ダライ(舟=フネという)に底砂を敷かず何も飾り物も置かず、フネの底に排水設備を元々組んであるような場合に初めて現実的な方法と言える。
それか、小さめの水槽1台のみで飼育をされている方、とか。
45cm水槽以上の水槽を所有し、かつ複数の水槽を管理となると、毎日全ての水槽の全換水は正直考えたくない..
ちなみに現在こさっち宅では、大小6台の水槽が稼働中。子育てしながら毎日6台の水槽を全換水とか嫌だ…考えたくない……
※厳密には、水道から浄水器を通した水をタンク等に一昼夜貯めて水を慣らした方がベター。フネの数が増えれば増えるほど、でっかい農業用ポリタンクに水を貯める人も。だけどアパート/マンションや住宅密集地の戸建てでは現実的ではない。
これが、我々子育て世代が日々の手間を減らす最も効果的かつ現実的な方法だとこさっちは考える。
具体的には、水槽に濾過器を設置してその中に濾過材を置いてバクテリアを育て、水をキレイにしてもらうというもの。
水槽の環境さえととのえてしまえば、夏でも1ヶ月間水換えなし、という奇跡的なことすら可能。
実際のところ1ヶ月ノーメンテは水槽内のバランスをとるのがかなり難しく経験値が必要な世界になるのだが、適した濾過槽を設置するだけで水換えの頻度を毎日→1~2週間に1度にすることが可能。
正直なところ、管理がめっちゃ楽になりますヨ。
いま現在日本では様々な水槽用バクテリアが販売されていて選択肢が無数にある。
言い換えれば、選ぶ楽しみが無限にあるということ。ありがたいことである。
かくいうこさっちも、バクテリア選び/育成の旅の途中にある。これは一生終わらないのだろうなと思う。
失敗し、考え、試すから面白い。うまく維持できた時の喜びは何物にも変えがたい、そんな感じ。
いまこさっちが使っているのはコレ。
サンテック社のPSB。
いわゆる光合成細菌といわれるもの。
アンモニアの硝化プラス、色揚げにも効果があるらしい。
開栓時には硫黄の匂いがした。これはパッケージにも書かれていて、調べてみるとこのタイプの菌には硫黄を餌にする連中がいるらしく、餌として硫黄が入ってるのかな?という印象。
効果は乞うご期待!?といったところ。
どうなったかはまたご報告しますね。
ちなみにPSBを使う前はラピッドリ・ジャパン社の「ミラクルバクテ」という商品を使ってた。
このミラクルバクテはマジで良くて、金魚愛好家の言う「異次元の透明度」というものを体験することができた。
ただし、商品ボトルの保管指定が冷暗所。購入したのが昨年の秋だったのもあり、そのまま冬〜春先までは屋外物置に保管できた。が、春〜6月くらいにそのまま放置してしまい、おそらく腐った。
この商品の唯一の難点が臭い。いわゆる汚物系の強い臭いがするので、人間用の食品も入る冷蔵庫に入れたくなかったんだもの。
PSBでこの夏をしのぎつつ、涼しくなってきたらまた購入すると思う。
なにしろこさっちの周りにはミラクルバクテの販売店がなく、いま通販すると冷蔵料金がかかっちゃうからね。
春までに使いきるか、バクテリア材保管用のミニ冷蔵庫でも買おうかしら。
そんなことを考えているこさっちでした。